レシピの幅がぐんと「広がる輸入スパイス」

   

情報化社会となった現代では世界中の料理のレシピがたやすく入手できるようになり、日本人の食卓には国際色豊かな料理が並ぶようになりました。またレシピ紹介サイトには、簡単にできる普段の家庭料理にスパイスを加えて変化をつけたアレンジレシピが次から次へと掲載され続けています。このように、スパイスは以前よりも身近な存在として食生活に定着してきています。あり合わせで作る野菜炒めがそれまで食べたことのない味になったり定番の煮物がエスニック料理さながらに大変身したり、作る方も食べる方も胸が躍るような料理に仕上げてくれるのがスパイスの醍醐味です。輸入でなければ手に入らない名脇役たちの力を借りて、香りを楽しむ料理を日常に取り入れてみませんか。

シンプルな料理に一工夫

すっかり家庭の味として定着しているハンバーグは元々ドイツの料理で、スパイスを入れなければただの平べったい肉団子です。ひき肉に良く合うナツメグを加えると、一気に本格西洋料理へと格上げします。同じ肉団子でもアニスをプラスすれば、今度は中華風に姿を変えてくれます。いつもはニンニクやショウガで下味の香りづけをしている鶏の唐揚げも、タイムに代えることで洒落たワインのおつまみになります。牛肉を使った肉じゃがにはクミンを入れると、まるで輸入食品のような完成度の高いエスニック風メニューに生まれ変わります。かすかに苦みのあるターメリックは味噌と相性が良く、味噌汁やサバの味噌煮に合わせられます。食材によって合うスパイスは違いますので、いろいろ試してオリジナルレシピを開発するのも楽しいです。

ホームメイドスイーツをより上質に

自宅でお菓子を手作りして楽しむ人は、スパイスを上手に使ってワンランク上の味を目指してみてはいかがでしょう。シナモンたっぷりのアップルパイやジンジャークッキーはすでによく知られていますが、それ以外にもお菓子に合うスパイスはたくさんあります。カレーに入れるイメージの強いカルダモンは、紅茶やコーヒーフレーバーのスイーツに絶妙にマッチします。ニンジンやカボチャのケーキには、シナモンはもちろんクローブも相性抜群です。ポピーシードは焼き菓子に振りかけると、完成後の香ばしさが際立ちます。ちなみにスイーツの香りづけの代表格であるバニラビーンズも、立派なスパイスの一員です。料理とお菓子の両方に使えるものもたくさんありますので、輸入スパイスのサイトなどでレシピを調べてみましょう。